多重債務に苦しんでいる方へ。

早く楽になりたいけど、できれば完済して社会人としての責任を果たしたい!

本記事では、複数の借金を一本化できる「おまとめローン」の金利を計算し、メリットとデメリットを説明します。

 

借金地獄を脱出できるおまとめローンの金利は?

金利の計算①
おまとめローンに乗り換えるメリットは?

多くの消費者金融といくつかの銀行では、借金の「おまとめ」を目的としたローンを扱っています。
いわゆる「おまとめローン」です。

普通に借金するよりも金利が低いので、利息が少なくなり、バラバラだった返済日も月1回に統一されます。

特に消費者金融は、総量規制の影響で年収の1/3を超える借入ができません。
けれども例外として利用者が有利になるなら、それ以上の貸付も可能になります。

そこで金利を一般的なカードローンより低くした、おまとめローンを用意しているのです

一方、銀行は総量規制の対象外なので、審査に通れば年収の1/3を超えても借入は可能です。
普通のカードローンでも、おまとめ目的で利用できるとアピールしている銀行もあります。

 

金利の計算②
金利の違いでどれくらいお得なの?

例えば3つの金融機関から合計で100万円を借りているとします。

毎月の返済額は3万円で、平均金利は年17%、返済方式は、利息分が先に引かれて残りが元金に充てられる「元利定額払い」です。

おまとめローンの利用で金利が年12%の場合

年17%……利息額:362,929円、返済回数:46回(3年10か月)
年12%……利息額:222,473円、返済回数:41回(3年5か月)

以上のように利息が10万円以上も少なくなり、返済回数も少なくなりました。

金利が低くなるほど、その効果はさらに大きくなるのです
金融機関によっては、おまとめによって毎月の返済額が少なくなる場合もあります。

 

金利の計算③
おまとめローンの審査に通るには

おまとめローンはとても魅力的ですが、誰でも利用できるわけではありません。
一定の年収がないと受け付けてくれない金融機関もあります。

また、おまとめローンを利用したい人は、既に多重債務に陥っている場合がほどんどです。
通常のカードローンでは、4~5件以上の借入があると審査には通りません。
新規の申込なら尚更でしょう。

もし借入件数がネックになるなら、少し時間はかかりますが、既に借入のある金融機関の中で限度額に余裕があるところに借金を移し、一件ずつ段階的にまとめていきましょう。
交渉すれば限度額を増やしてくれるかもしれません。

もちろん審査に通るなら、おまとめの前に滞納などの金融事故を起こしていないことが前提になります

 

金利の計算④
必ずしも得をするとは限らない?

多くの金融機関では、おまとめローンの金利に幅を持たせています。
下限の金利が適用されれば利息の軽減効果は大きくなりますが、ほとんどの場合、上限に近い金利が適用されます。

まとめた結果、以前よりも金利が高くなると当然お得にはなりません。
そのため多くの消費者金融では最初から金利が低い銀行からの借入を、おまとめの対象外にしています。

また、金利は下がったものの、それで月々の返済額が増えれば負担は大きくなります。
逆に月々の返済額が減ると完済まで時間がかかり、金利によっては総利息額が増えるかもしれません。

申し込む時は事前に計算して、本当にお得になるのか確認しましょう
金利が低く、かつ月々の返済額も減るのが理想です。

 

金利の計算⑤
おまとめローン以外の解決方法

おまとめローンで金利が低くなり、月々の返済額が減っても、返済できなければ意味がありません。
おまとめローンの中には追加の借入ができないものもあります。

無駄使いをやめて固定費を減らすなど、普段の収支を見直して返済額を確保しましょう。
それで生活に困るようであれば、最初から債務整理を考えた方が良いかもしれません。

自己破産を選べば、ほとんどの財産を手放さなければならず、行動も制限されますが、借金はゼロになります。
任意整理や民事再生でも交渉の間は返済が止まり、利息や元本が軽減される可能性があるので、おまとめローンよりも完済しやすくなります。

もちろん借りた分を全額返済するのが望ましいですが、早く借金から解放されて生活のゆとりを取り戻すことも大切です

 

最後に…

おまとめローンには以下のメリットがあります。

・返済が月1回になるなど、借金の管理が楽になる
・金利が低くなれば利息が少なくなる

上手に活用すれば、返済の見通しを立てやすくなります。

一方で以下のデメリットもあります。

・審査に通るのは難しい
・負担が大きくなる場合もある

金融機関にとって多重債務者を受け入れるのは大きなリスクです。利用するからには相応の負担が求められることを承知しましょう。

以上、
借金地獄を脱出できるおまとめローンの金利は?でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。