geralt / Pixabay

今現在、ご自身の借金の利息を把握できていない方へ

「毎月返済しているのに元金が減らない」
「いつになったら完済できるのか想像できない」
様々な不安に駆られていませんか?

本記事では利息や返済計画について説明していきます。
しっかりと利息について理解し、借金と向き合っていきましょう。

 

借金の利息をしっかり理解し返済計画に役立つ6のこと

 

ポイント1.
そもそも利息とは

  • 利息、利子
  • 金利、利率
  • 年利、年率

借金をする上で必ず目にするこの単語をまずは正しく理解、区別していきましょう。

利息、利子

利息、利子とはお金を借りる上での金融業者に支払うお金のことで、いわばレンタル料です。
利子と利息は同じ意味で使われます。

利息は借りたお金(元金)に金利をかけて計算します。

金利、利率

金利、利率とは利息がいくらかを計算するために必要な割合のことを指します。

金利は基本的に年率であり、1年間にお金を借りた場合に発生するレンタル料の割合です。

金利と利率は同じ意味で使われ、「%」で表示されます。

年利、年率

年利は1年間にお金を借りた場合に発生する利息の割合です。

お金を借りている期間が1年に満たない利息の年利を計算する場合、1年分の利息に引き直して計算します。

年利、年率は同じ意味で使われます。

 

ポイント2.
返済計画について

融資を受ける際に返済計画や契約内容について説明がありますが、しっかりと聞いていますか?
借りる際には契約内容や返済計画について貸す側が説明しなければならない項目があります。

  • 利率
  • 返済方式
  • 返済金額
  • 返済回数
  • 返済期間
  • 遅延損害金

「●%の●方式、基本返済金額が●円で●回の返済期間●年となり遅延損害金として年率●%の利息となります。」

といった説明があることでしょう。
もし、説明を受けている間に聞き逃してしまった場合は「返済内容の説明を聞きたい」と問い合わせれば同じ説明をしてもらえます。

返済期間・返済回数・返済金額は借入金額の総額や利率によっても変わります。
そして「借金が減らない」と感じるのには返済方式にも関係があるのです。

 

ポイント3.
返済方式の違い

基本的に一般の消費者金融で借りる場合、リボルビング方式という返済方式を使っているところが多いかと思います。
このリボルビング方式の他に元金均等返済方式・元利均等返済方式という返済方式があります。

元金均等返済方式

元金均等返済方式とは借入額を返済回数で割った金額と借入額に対する利息の合計額を支払う方法で元金が減っていく金額が固定されています。
そのため利息によって毎月の返済額が変わり、最初の内は返済額が大きくなって負担となってしまうこともあるのです。

元利均等返済方式

次に元利均等返済方式とは毎月の返済金額を固定する返済方式で借りている元金の利息に対して元金の減りが変わってくる方式です。
一般的には住宅ローンなどがこの方式を使っています。

リボルビング方式

最後にリボルビング方式ですが、これは定額方式・定率方式・残高スライド方式とリボルビング方式の中でも3つに分けられています。
返済方式だけでもたくさんあり、この違いによって完済するまでに支払う利息も変わってきます。

基本的にはその会社によって返済方式が決められており、こちらで変更を申し出ても変えることはできないことが多いです。
返済方式によって完済までに支払う利息が違うことや、元金の減り方が変わってくるのでお気をつけください。

 

ポイント4.
利息と遅延損害金について

返済計画について理解したら、次は利息と遅延損害金についてです。

これは一番重要となるかもしれません。
まず、利息は利息制限法という法律に基づいて上限金利が決められています。

  • 10万円以内であれば20%
  • 100万円以内であれば18%
  • 100万円以上であれば15%

など金額に応じて設定できる利息に上限があるのです。

また、遅延損害金についても利息制限法で決められています。
制限利息の1,46倍までと定められており以下のようになります。

  • 10万円未満の場合
    上限金利20%×1,46倍=29,2%
  • 10万円以上100万円未満の場合
    上限金利18%×1,46倍=26,28%
  • 100万円以上の場合
    上限金利15%×1,46倍=21,9%

つまり支払いが遅れてしまった場合、支払日を過ぎた日より上記の年率で計算された利息がつくということになります。
支払日を過ぎてしまうと損をしてしまうということです。

 

ポイント5.
利息の計算方法

利息を計算するためには金利を使い、金利は基本的に年率を指します。
年率とは一年間にお金を借りた場合に発生する利息の割合のことです。

計算方法は以下の通りとなります。

元金×年率÷365日×使用日数=1ヶ月の利息

使用日数とは次の支払日までの日数になり、その日数分の利息以上を入金すると支払日が更新するというシステムになっています。

実際に計算してみましょう。

100万円で年率15%の契約の場合

100万円×15%÷365日=約410円

この410円とは100万円を15%で借りた場合の1日にかかる利息のことで日歩(ひぶ)と言います。
使用日数を1ヶ月30日計算として

410円×30日=12300円

となり、1ヶ月で約12300円の利息がかかることになります。

 

ポイント6.
遅延損害金の計算方法

遅延損害金の計算方法についてもみていきましょう。

遅延損害金については利息制限法で決められており、制限利息の1,46倍までと定められています。

例えば100万円の借金があったとします。
100万円以上の借金の上限金利は15%となっておりますので

上限金利15%×1,46倍=21,9%

100万円で年率15%の契約となると遅延損害金としてかかる年率は21,9%になりますので以下のようになります。

100万円×21,9%÷365日=600円

支払いが遅れた場合、利息と遅延損害金を合わせて1日あたり600円支払うことになります。
返済が遅れていない場合、約410円の支払いになりますので、遅延損害金だけで一日約190円、一ヶ月で5700円もの損をしています。

利息や遅延損害金については契約の際に設定されている金利が上限金利よりも低く設定している場合もありますのでよくご確認下さい。

 

最後に…

  1. 利息について理解しよう
  2. 返済計画を確認しよう
  3. 返済方式の違いを理解しよう
  4. 利率と遅延損害金を計算しよう

以上のように利息、返済計画について理解していると、元金が減らないことへの不安が軽減されるはずです。

知識を持って借りることは心に余裕ができ、無理な借入や返済にならないよう向き合っていきましょう。

以上
「借金の利息を理解する6つのポイント」でした。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。