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借金を計画的に利用したい方へ。

一般的に借金は、ネガティブなイメージがあります。
しかし、目的によっては「良い借金」があることはご存じですか?

この記事では、良い借金と悪い借金の違いを理解し、良い借金を計画的に利用するためのポイントを紹介します。

 

ときには借金も必要?良い借金と悪い借金のポイントを解説

 

ポイント1.
消費されるだけの借金は「悪い借金」

例えば、遊ぶ金欲しさのために1万円を年利18%で借りて、30日後に返済したとします。
単純に考えると利息は約148円なので、同じ1万円を使うのに148円余計に払ったことになり、これは消費されるだけの悪い借金といえます。

また、生活が苦しいという理由でお金を借りるのもなるべく控えましょう。
まずは早急に支出を見直し、また収入を増やす努力をしていくべきです。

悪い借金とは、消費されるだけで何も利益を生み出さない使い方を指します。

安定した収入があって、きちんとした返済計画を立てているなら問題はありません。
しかし、安易に借金する習慣が身についていることで、突発的な出来事で返済計画が狂った時に債務超過になってしまう可能性があります。

もし、悪い借金をしているという自覚があるなら、安易に手を出さないように自分をコントロールできるように頑張りましょう。

 

ポイント2.
財産と時間を先取りするのは「良い借金」

「良い借金」とは何でしょうか。

例えば、マンションを1000万円で購入し、10年かけて毎月10万円ずつ返済するとします。
もし、このマンションを家賃15万円で貸すことができたら、毎月5万円の利益が発生しますね。

借金したことによって、収入を得られたので、これは「良い借金」です。

同様に事業をするための借金をして、それを上回る収入を得られたとしたら、「良い借金」といえるでしょう。
他にも奨学金のように借金をする代わりに学校に通って就職し、最終的に安定した収入を得られたのであれば、「良い借金」になります。

ここまでは目に見える財産を得られるパターンですが、時間を先取りして長く満足を得るための借金もあります。

代表的なのが住宅ローンです。

20歳の時に、3000万円の一戸建てを一括払いで購入しようと、貯金を始めたとします。
月10万ずつ貯金しても、3000万円貯まるには25年かかります。
つまり45歳の時です。

けれども、実際に一戸建てを最も必要とするのは子育てをしている時です。
もし、この人が30歳で結婚したら、本来の目的で使える期間は非常に短くなります。

それなら、600万円を頭金にして残りを住宅ローンにすれば、5年で一戸建てに住むことができます。
つまり20年という時間を先取りして、一戸建てに住む喜びやメリットを享受できるのです。
そう考えると住宅ローンも「良い借金」と言えるでしょう。

 

ポイント3.
完済できる見込みはあるのか

良い借金をするためには、必ず返せる見込みがあるのが前提です。

マンション投資にしても、事業にしても、期待どおりの収入が得られるとは限りません。
借り手のいないマンションや利益の出ない事業は「負債」になります。

安定した収入や貯金があるわけでもないのに住宅ローンを借りるのも同じです。
もし、ケガで働けなくなったり、リストラされたりしたら返済に行き詰るでしょう。

「良い借金」のつもりだったのが、「悪い借金」に転じてしまいます。

そうならないためにも、お金を借りる時には

  • 確実に返せる見込みがあるか
  • 返済が普段の生活に影響を及ぼさないか

これらを、よく検討する必要があります。

「返せる見込みがある」というのは、安定した収入がある、また収入が途絶えたとしてもカバーできる貯金があるということです。

また、返済計画に無理のある住宅ローンは、普段の生活に影響を及ぼします。
返済してもなお、自由に使えるお金を確保したいものです。

このような返済能力や自由に使えるお金は、「キャッシュフロー表」を使うと把握しやすくなります。
キャッシュフロー表とは年間の収支を計算し、借金をしても返済できるか確認するためのものです。
返済期間において、一度でもマイナスになれば、それは「破産」を意味するので、計画を見直す必要があります。

 

ポイント4.
借金の利息以上の価値はあるのか

返済することはもちろん大切ですが、それよりもまず考えて欲しいことは借金する必要があるのかどうかということです。

借金には以下のデメリットがあります。

  • 利息がある
  • 歯止めがきかなくなる

お金を借りるためには利息といういわばレンタル料金が発生します。

初回の金利が0%の消費者金融もなかにはありますが、延滞したり、2回目以降の利用では利息が発生する場合がほとんどです。

また借金は自分の資金以上のものが買えてしまい、あたかも自分のお金と考えてしまう方も少なくありません。

お金がなくなってもまた借りればいいと考えてしまう方も少なくありません。
そうなってしまうと限度額を超えても金融機関をかえることで借金を繰り返し、多重負債者となってしまうのです。

借金をするということは以上のデメリットを理解しなければなりません。

  • 利息以上に利益を出せる見込みはあるか
  • 自分の資金でなんとかならないのか
  • 借金以外の手段はないのか

今現在、借金を考えている方はもう一度借金をする必要があるのか考えてみてください。

 

ポイント5.
お金はどこから借りるのか

いざお金を借りるとなった場合、どこからお金を借りますか?

  • 友人、家族
  • 金融機関

などが挙げられますが、同じ借金でもそれぞれに特徴があります。
それぞれの手段の特徴をしっかりと抑えておきましょう。

友人、家族から借りる

友人や家族からお金を借りる場合、審査もなく、まとまった金額を借りることができます。

しかし友人や家族からお金を借りるということは、そのまま信頼関係に直結することを忘れないようにしましょう。
返済が遅れたりすると信頼関係が崩壊することもあります。

金融機関から借りる

金融機関に借りる場合は周りの人に借金を知られずに融資を受けることができます。
場合によっては即日に融資を受けられる金融機関もあるようです。

しかし金融機関には審査があり、必ずしも自分の借りたい金額が借りることができるかはわかりません。

 

最後に…

  1. 消費されるだけの「悪い借金」はやめよう
  2. 財産と時間を先取りする「良い借金」をしよう
  3. 完済できる見込みがあるのかを考えよう
  4. 借金の利息以上の価値があるのか考えよう
  5. 借金をそこから借りるのか考えよう

資産を購入する、また時間を先取りするための借金は、「今」の自分に利益と多くの喜びをもたらします。

もし、どうしても実現したいことのためにお金が必要で、必ず返せる見込みがあるなら、それは「良い借金」となり、あなたを助けてくれるでしょう。

そのためにも入念な返済計画を立てるのが重要です。

以上
「時には借金も必要?知っておきたい5つのこと」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。