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これから住宅ローンを組もうとしている方へ

住宅ローンを組む時に気になるのは「いかに利息を少なくできるか」だと思います。
どのようにすれば効率的に住宅ローンを組むことができるのでしょうか?

本記事ではどのようにすれば効率的な住宅ローンを組めるのか紹介していきます。

 

住宅ローンを組むときに考えるべき5つのこと

 

ポイント1.
元金均等方式と元利均等方式

住宅ローンの返済方法には

  • 元金均等方式
  • 元利均等方式

の2種類があります。

元金均等方式

元金均等方式は毎月一定額の元金に加えて、残高に応じた利息を支払う方法です。
そのため、借り入れ残高が多い最初の頃は返済額が大きくなります。
例えば、40代の働きざかりであれば、退職の頃に返済の負担が少なくなるので、向いていると言えるでしょう。

元利均等方式

元利均等方式は毎月決まった額を支払い、その中に元本と利息が含まれています。
最初の頃は元本がなかなか減らず、総支払額も元金均等方式より多くなりますが、毎月の支払額は変わらないので、返済計画が立てやすいメリットがあります。
子育てなど他の家計負担もあるなら、こちらの方が楽かもしれません。

 

ポイント2.
変動金利と固定金利

住宅ローンの借入額は高額なので、金利のわずかな違いでも、支払う利息は大きく変わります。
ただし、金融機関で提示される金利には

  • 変動金利
  • 固定金利

さらに一定期間固定金利になる

  • 選択型固定金利

があり、金利が低いのが必ずしも良いとは限りません。

変動金利

変動金利は、固定金利よりも年利が低く設定されていて、返済の間にさらに金利が下がる可能性もありますが、一方で上昇すると、返済の負担が大きくなります。
日本の政策金利は今でこそ0.1%ですが、1980年には9%まで上昇したことがあります。

固定金利

一方、固定金利は支払っている間は金利が変わりません。
ただし、変動金利よりも適用金利が高く設定されています。
その代わり、金利変動リスクは無く、金利の上昇で変動金利よりも優位になる可能性もあります。

借り入れ期間が短く、繰り上げ返済も積極的に行う予定であれば、変動金利でしょう。
選択型の固定金利と組み合わせれば、さらに支払う利息を減らせます。
借り入れ期間が長く、繰り上げ返済の予定も無ければ、全期間固定金利の方が安全です。

 

ポイント3.
金利以外に重視したいポイント

住宅ローンを組む時は、様々な手数料を支払わなければいけません。
特に「事務手数料」は金融機関によってまちまちです。
また、同時に加入する「団体信用生命保険」の保障内容も金融機関によって異なります。死亡保障だけでなく、三大疾病または八大疾病で以降の支払いを免除してくれるところもあります。

住宅ローンを利用する際に、給与振込や口座振替、カードローンやクレジットカードの申込などで1.5%前後の金利を優遇してくれる金融機関もあります。

さらには頭金を多くして借入額を減らし、返済額の年収負担率を下げたり、信用情報をクリアにすることで、優遇が適用される場合もあります。

金利だけにとらわれず、これらの手数料やサービスの内容についても、しっかり確認しましょう。

 

ポイント4.
借り入れ期間を短くする

利息は住宅ローンの残高に対して発生するので、返済期間が長いほど支払う金額が多くなります。
住宅ローンは最長で35年組めますが、借りた人の9割が予定よりも早く返済を終わらせており、返済年数は平均で15年を切っています。

一般的には「繰り上げ返済」を行って、返済期間を短縮するケースが多いようです。
繰り上げ返済をするための費用は、日々の節約で貯めたお金や、ボーナスや退職金などのまとまったお金などです。

よく返済計画の中にあらかじめボーナス払いを組み込みケースもありますが、ボーナスが必ず発生するとは限らず、金額も一定ではありません。

また、住宅ローン以外でボーナスを必要とする場合もあります。
当面の使い道がない、余った分を繰り上げ返済に充てると良いでしょう。

繰り上げ返済にかかる手数料は金融機関によって異なります。
あまりに手数料の負担が大きいと、繰り上げ返済の効果が得られないので、金融機関を選ぶ際には、その辺りも確認することが大事です。

 

ポイント5.
住宅ローンの注意点

「家賃と同額で返済可能」に気をつけて

よく「家賃と同額の返済負担で住宅購入が可能」という広告をよく見ます。

不動産会社が算定したシミュレーションには、毎月返済額以外にボーナス月の返済が設定されています。
ボーナス月の返済額は普段の月の3倍程度に設定されていることが多く、ボーナスが少ない場合ボーナス月の返済に苦しむことになります。

不動産会社は営業行為のために細かい設定を省いてシュミレーションすることがありますので注意してください。

今は返せても、今後返済していけるのか

  • 審査が通るか
  • 低金利で組めるか
  • 家賃並みの支払いにできるか

住宅ローンを組もうとする人は現状だけをみて視野が狭くなりがちです。
大切なことは今返済することができるのかだけではなく今度数十年にわたって返済することができるのかということです。

住宅ローンを組むときは数十年先の未来を見据えて、返済期間や借入額を決めることが大切です。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さりありがとうございます。

  1. 元金均等方式と元利均等方式を理解しよう
  2. 変動金利と固定金利を理解しよう
  3. 金利以外にも注目しよう
  4. 借り入れ期間を短くしよう
  5. 住宅ローンの注意点を理解しよう

元金均等方式か元利均等方式か。
変動金利か固定金利、または期間設定型の固定金利か。

単純に支払う利息を少なくしたいのであれば、借入期間を短くして変動金利を選び、「元金均等方式」で支払うのが良いでしょう。
ただし、人によって向き不向きがあり、利息の軽減ばかりにとらわれていると、返済に大きな負担が発生するリスクもあります。

まずは自らの収入や支出、返済能力を考慮した上で、どの方法が向いているのか、しっかりと検討しましょう。

以上
「住宅ローンを組む時に考えたい5つのこと」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。