50万円を借金した方へ。

あなたはこれから、そのお金を返済しなければいけません。

どのような計画を立てて、何ヶ月で返すのが良いのか、一緒に考えてみましょう。

 

借金50万円を返す期間と毎月の支払額を考えてみた

ポイント1.
返済期間と年利による毎月の支払額と利息

元本の50万円だけを返すなら以下のように返済をしていきます。

1年の場合:毎月約42,000円

2年の場合:毎月約21,000円

けれども金融機関からお金を借りると必ず利息が発生します。
そのため、月々の返済額は多くなってしまうのです。

利息計算の基となる「年利」には幅があります。
比較的借りやすい50万円の場合、ほとんどは上限の年利が適用されます。

  • 消費者金融は18%がほとんど
  • 銀行のカードローンは14.5%のところが多い

このようなローンの支払方法は「元利定額リボルビング方式」です。

 

ポイント2.
元利定額リボルビング方式とは

元利定額リボルビング方式は消費者金融を利用した際に発生する返済システムです。

・毎月決まった額を支払う
・そのお金を優先的に利息に回す
・残りで元本を返済する

これに基づいてあらためて計算すると、以下のとおりとなります。

年利18%の消費者金融から50万円を借りた場合
・1年で返済するなら毎月の支払額は45,839円、総支払額は550,074円
・2年で返済するなら毎月の支払額は24,962円、総支払額は599,079円

 

年利14.5%の銀行カードローンから50万円借りた場合
・1年で返済するなら毎月の支払額は45,011円、総支払額は540,128円
・2年で返済するなら毎月の支払額は24,124円、総支払額は578,982円

返済期間が長くなるほど、利息の負担も大きくなることが分かるでしょう。

 

ポイント3.
理想の貯金額から返済額を割り出す

けれども、その人の収入によって月に返済できる金額はまちまちです。

無理に返済を急ぐと普段の生活が回らなくなったり緊急時の費用を捻出できなくなるリスクがあります。

結局はまた借金する破目に陥ってしまいます。
日々の生活の負担にならない範囲で返済するのが望ましいのです。

では、手取り額からどれくらいを返済に充てれば良いのか。逆転の発想で理想の貯金額から考えてみましょう。
一般的に毎月の貯金額は「手取りの2割」が望ましいとされていますが、その人の生活スタイルによって変わってきます。

・10%→独身の一人暮らし、子供がいて専業主婦の世帯
・15%→子供がいない専業主婦の世帯
・20%→子供のいる共働き世帯
・25%→子供のいない共働き世帯
・30%→独身の実家暮らし

例えば、手取り20万円の一人暮らしの独身男性が月に貯金するべき金額は2万円です。

これをそのまま返済に回してみましょう。
それでは貯金できないと思われるかもしれませんが、借金の利息は貯金の利息の50倍〜60倍です。

貯金を増やすよりも借金を減らした方が、ずっと効率的なのです。

 

ポイント4.
早く返済するために他にできること

これまで手取り収入を全部使いきって、それでも足りずに借金をした人にとって、10%以上を残すのは大変かもしれません。まずは自分の支出を見直して、無駄な出費を省けるように努力しましょう。

ギャンブルをしないのはもちろんですが、必要のない出費を止めるだけでも、ある程度のお金は残ります。

・毎日コンビニで予定外にお金を使う
・自動販売機で習慣的に購入しているコーヒー
・惰性で付き合う飲み会など

できれば万が一のために、借金の返済とは別に予備のお金を確保したいもの。
少し頑張ってプラス5%を節約できるようにしたいものです。

また、多くの金融機関が借金の返済に「残高スライド方式」を採用しています。
これは借入残高に応じて、毎月の返済額が変わる方式で、残高が少なくなるほど、返済額も少なくなります。

これではいつまで経っても元本が減らず、多くの利息を払うことになってしまいます。
そうならないためにも、積極的に繰り上げ返済をしていきましょう。

 

最後に…

  1. 金融機関からの借金は返済期間が長くなるほど利息の負担が大きい
  2. 理想の貯金額を目安に毎月の返済計画を立てる
  3. 支出を見直して無駄づかいを止める
  4. 繰り上げ返済を積極的に行う

月の手取り収入と同じくらいの借金を返すなら、毎月10%を支払えば1年で完済できます。

しかし、借金が月の手取り収入の2倍になると、1年で返済するなら20%を支払わなければならず、期間を延ばせば今度は利息の負担が重くなります。

50万円は収入証明書を提出しなくても、本人確認書類の提出と在籍確認だけで借りられる金額です。
同時に安易に借りてしまって、返済に困る人が多い金額でもあるのです。

借りる前に生活スタイルから手取りの何%を返済に充てられるのか、よく考えましょう。

以上、
「借金50万円を返す期間と毎月の支払額を考えてみた」
でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。